お気に入りのリールの1つである
アブガルシア UC4601C Real2Deal2 ブラックの
マニアックなインプレッションを記事にしています。
・標準自重(g) 275
・ギヤ比 5.3:1
・最大巻上長(㎝/ハンドル1回転) 60
・ハンドル長(mm) 40
・糸巻量 ナイロン(号/m) 2.5-245 3.5-170 5-130
②主観的なインプレッション (気に入っている点、気に入らない点)
☆気に入っている点
昔のアブの特徴の一つにシンクロレベルワインダーという機能が
標準になっていました。
これのどこが良いかというと、ラインに優しいんです。
ルアーを飛ばす時も、リトリーブする時も、
魚に引っ張られてドラグが滑った時もラインが傷みにくいんですね。
そしてアブのUC系のリールはボディとスプールの間の隙間が
ほぼないんです。手に取って見た方ならわかるんですが、
本当にこれほどまでにと思うくらいです。
これによってボディとスプールの間にラインが挟まったり
ボディの中に水分が入りにくくなっています。
もう一つの良いところは細かい部品が少なく
単純な機械構造でカスタムしやすいんです。
他のメーカーから沢山カスタムパーツが出ていることもあるが、
アブのクラシック系のリールであれば
ほとんどパーツが互換性があります。
実際に私のUC4601C Real2Deal2に
アンバサダーRECORDの錆びないベアリングと
ローラーベアリングとハイスピードギヤと装着して、
更にアンバサダーUC Hi-Speed Winch Plusの
スタードラグとハンドル取り付けて使用しています。
もはやUC4601C Real2Deal2ではなくなっていますが(‘ω’)
10gくらいあるとシマノアンタレスなど同等の飛距離はでます!
☆気に入らない点
自重は確かに重たいが気になる程度ではなく、
シンクロレベルワインド自体は気に入っているものの
10g以下をキャストするには流石にキツイです。
4600番(右巻き)ならドラグ音を出すことができるパーツがあるが
4601番(左巻き)のパーツがなかったと思う、鳴ってほしかった。
これが一番どうもカスタマイズ出来ないと思ったのが、
魚に引っ張られるとクラッチが切れなくなるんです。
魚に強引に引っ張られた時にやはりクラッチを押して
体制を整えることが出来たらよかったのに、
これは出来ません、そこは非常に残念でした。